GAME de B-DASH

ゲームが特別うまい訳でもないけれど、ちょっぴり古いゲームから最新のゲームまでゲームと名がつく物が好きな人のブログ。

【FC】ディープダンジョン3

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1988年5月にスクアェアが発売した3DダンジョンRPGである。
このソフトは1989年の正月に近くの電器屋のワゴンセールで980円で購入した。
ディスクシステムでそこそこ遊べる3DダンジョンRPGとして割りと人気があったシリーズの第3弾。
それまで一人旅であったが、この3から好きにキャラクターを作成し、冒険することができる。
私はこのゲームが3Dダンジョンの初体験だったのだが、理不尽な難易度にトラウマになった。
初めのキャラクター作成はまあ普通である。
ここで仲間を3人作るのだが、職業が3つしかない。必然的に狩人、僧侶、魔法使いになる。もっと色々な職業を用意して欲しいところ。
さて、プレイ開始だが、まず町から出られない。町の中まで3Dになっている。武器屋や、道具屋を必死に探すことなる。それでもウロウロさ迷い歩くか、取り扱い説明書の街のイラストを見れば大体把握できる。町はお店を選ぶだけにしてほしかった。
さて、次は地下街だ。この地下街から魔物が出てくる。なんとボーっとしているだけでエンカウントするようだ。まぁ利にかなっているかも知れないが、これだとマッピングする暇がないではないか。
エンカウントしないようにするにはメニュー画面にするしかない。
そしてRPGの醍醐味の戦闘画面であるが、これが非常に情けない。
戦闘画面に切り替わった直後はまあまあの大きさで描かれた敵のグラフィック。
ディープダンジョン3 勇士への旅 (J).000.png
それが、戦闘が始まると終始敵のグラフィックは豆粒の大きさに変換される。
ディープダンジョン3 勇士への旅 (J).001.png
そしてBGMも非常に短い。約5秒で1ループするやる気のなさ。そしてゲームバランスがとても悪い。敵の一撃で死んでしまう事もよくある。しかも主人公である剣士が倒れてしまうと即ゲームオーバー…。
仲間は教会にも連れて行ってくれない薄情者である。
結局途中で挫折したが、裏技でレベルを上げられるらしい。でも、そこまでしてディープダンジョン3を遊ぶのもなぁ。
ただ、やる気の無いBGMや、読みにくいフォント、耳障りなメッセージ音などは妙に記憶に残るし、何となく変な世界観など、逆の意味で好きな部分もある。