【FC】ミシシッピー殺人事件

『ミシシッピー殺人事件』

1986年にジャレコから発売された。

オリジナルはパソコンのゲーム。

ファミコン版はパソコン版に比べて動きが遅く、行動範囲が広いし、セーブやパスワードも無いためとても苦労するゲームになっている。

私の中ではこの頃からジャレコに良い印象がない。

舞台は船の上という設定であり、主人公のチャールズ卿(変な名前)と、助手のワトソンが客室に居るところからゲームスタートとなる。

隣の部屋に入ってみると…いきなり落とし穴に落ちるチャールズ卿。即ゲームオーバーである。

他にもいきなりナイフが飛んでくる部屋など訳が分からない罠がチャールズ卿を待ち構える。

一応殺人事件を解決するため重要な証言はワトソンにメモを取らせるというシステムがあるが、上限が決まっており上限を越えると古いメモから捨てていってしまう。

それが重要な証拠な場合取り返しのつかないことになり、もう一度その人物を訪ねても「もう言いました。」と言われるのでクリア出来なくなる。

しかも、ただの世間話をメモしておかなければならないポイント等があり、相当難易度は高い。

クソゲーとして知られているゲームだが、それも当然と言える内容。

チャールズ卿が落とし穴に無表情で落ちるシーンなどネタとして笑えるだけまだマシなのかもしれない。