【FC】ウルティマ 恐怖のエクソダス

『ウルティマ 恐怖のエクソダス』

1987年にポニーキャニオンから発売された。

パソコンで人気があったウルティマ3のファミコン移植版である。

ドラゴンクエスト2のヒットでファミコン少年の間にロールプレイングが浸透した頃に発売された。

ファミコンでははじめてプレイヤーがパーティーをクリエイトでき、好きなように4人パーティーを組める。

またバッテリーバックアップを搭載しており、パスワードが必要ない。

ゲームの方は非常に自由度が高い。

王様に魔王討伐を任されたらいきなりフィールド画面である。さすが洋ゲー。

善人にも悪人にもなれるので、邪魔なら町民と闘って宝箱を盗んだり、なんと王様にも戦闘を挑むことも可能である。

しかし、王様は最強に近いほど強い。

王様が魔王を倒しに行けば良いのにと言うのは禁句である。

もちろん悪行を行うと指名手配され、警察に追いかけられ、捕まると監獄が待っている。

シンボルエンカウント方式で、敵シンボルに接触することで戦闘が始まるが、逃げることはできない。宿屋もなく時間と共に食料を消費し、体力が回復する。

このように少々分かりにくいシステムなので今ならインターネット等で再評価されているが、当時は良く分からない難しいゲームという評価であった。

一風変わったロールプレイングをプレイしたいならお薦めです。