GAME de B-DASH

ゲームが特別うまい訳でもないけれど、ちょっぴり古いゲームから最新のゲームまでゲームと名がつく物が好きな人のブログ。

【SS】ダイ・ハード トリロジー

ダイ・ハード トリロジー


28年前の1996年1月31日に発売。
映画ダイ・ハードの1〜3の内容を1つにまとめたお得(?)なゲーム。
ステージ1は映画ダイ・ハード1作目同様ビルが舞台。ただ内容は全然別物です。

一応ポリゴンを使用した見下ろし視点で、この当時でも荒いと思えるカクカクポリゴンキャラを操作し、フロアに居る敵を全員やっつけ、爆弾処理します。BOSSと書かれた敵が出ますが、グレネードランチャーで一発K.O.できます。弱すぎ。
ステージ2は映画ダイ・ハード2と同じで空港が舞台です。内容は例の如く別物。

このステージはバーチャコップのようなガンシューティングです。一応バーチャガンにも対応していますが、出来の方はお察しください。
ステージ3も映画ダイ・ハード3と同じで街が舞台。内容は…お察しください。

このステージは車に載って交通人を轢き殺したりしながら爆弾処理します。
グラフィックは粗く、動きもガタガタ。クソゲーとして有名ですが、不思議とゲームバランスは良好ですので遊んでいて意外と面白いゲームです。

【PS1】SIMPLE1500シリーズ Vol.101 THE 銭湯

『SIMPLE1500シリーズ Vol.101 THE 銭湯』

今から21年前の2003年1月30日発売。

プレステでやたら出ていたSIMPLEシリーズの101作目。

この銭湯ゲームは経営シミュレーションゲームになってまして、主人公は潰れそうな昔ながらの銭湯をリニューアルしていきます。

お客さんのご意見を聞きながら、改善していき、銭湯の経営を軌道に乗せるのが目的です。

もちろんお金を湯水のように使い果たすと破産してゲームオーバーなのでその点は慎重にいかねばなりません。

期間は一年で、ゲーム時間としては一時間程度で終わってしまうボリュームなので気軽に遊べるゲームとなっております。

最初に銭湯を選ぶことにより難易度選択もできます。

登場キャラクターも可愛らしくてシンプルで良いですね。

【SWITCH】ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

2017年3月13日に任天堂から発売されたアクションゲーム。

もう6年前になるんですね。

今日は2023年5月12日。続編のティアーズ オブ ザ キングダムの発売日なのです。

さて、このブレス オブ ザ ワイルドですが、もう散々色々な所で紹介し尽くされているので、今更何を書けばいいのか分からないくらい有名なゲームだと思います。

この作品を語る上でまず言いたいのは広大なハイラルの大地を存分に冒険できる自由度と、自然現象をも利用したゲーム性の素晴らしさ。

今作のリンクはスタミナがある限り崖を登ることが出来たり、金属に雷が落ちやすいのを利用して敵を倒したり、上昇気流を作って空を舞ったりと、まぁ色々出来ちゃいます。

各地に点在する祠を攻略しても良いし、コログの実を集めても良いし、いきなりガロン討伐に出発しても良い、本当に自由なゲームです。

祠ではゼルダらしいパズル要素を含んだステージも多岐にわたります。

自由度が高いのに、それでいてストーリーもあり、じっくり進めることも可能など、この懐の深さは凄いと思う。

グラフィックも綺麗で、少しアニメ調な3Dというのもこの作品の個性を引き出しています。

プレイしていて少し煩わしかったのは雨が降ると崖登りが滑りやすくなるところ。でもこの雨もデメリットだけではなくメリットもありまして、雨音で敵に気づかれにくくなったりします。

私の中ではドラゴンクエストIIIが思い出補正も入り、ダントツで1位なのですが、この作品はトップ5には入るほど面白かったです。

ピピンアットマーク

ピピンアットマーク』
1996年3月28日にバンダイから発売されました。
本体の見た目は結構好きです。ロゴ含めなんかかわいい感じ。
このマシンもゲーム機ではなくマルチメディアマシンとして登場しました。
20世紀の終わり頃はマルチメディアという言葉に未来を感じた世の中でした。
CPUには当時の高級機であったPower Macで採用されていたPower PCを搭載。
構造上ではMacとの共通点が多く、『10万以下で買えるMac』と話題になったことも。
しかし、ハードディスクは積んでおらず、システムOSが不安定(MacOS 7.5.x互換)で、ソフトもピピン対応を謳っているものしか動かない。
CD-ROMドライブは少し高速な物を積んでいまして、サターンやプレイステーションの2倍速ではなく、4倍速となっていました。
しかし、起動時には毎回CDからブートしなければならないなど読み込み時間は長く、ハードディスクは無いためインストールも出来ずイライラする仕様であったようです。
それでも電話回線によるインターネット接続を可能とした初のゲーム機とも言える存在で、コントローラーの真ん中にはトラックボールを搭載しているなど先進的に思える部分も。
おまけに拡張機能も備えており、メモリー増設や、PCIスロットまで用意していた。
当時のAppleMicrosoftWindowsに覇権争いに破れ、会社存続が危ぶまれる程散々な状態でした。実際キヤノンに身売りしようとしましたが断られています。
そこで他社からもMac互換のマシンを出してもらい、Windowsに少しでも対抗しようと企画したのでした。
この企画に乗ったバンダイは当初もっと本格的なマシンを想定しており、50万台を売り上げる予定でいました。しかしAppleからもっと性能をMacに近づけ過ぎると本家Macが売れなくなるので、あくまでもゲーム機にするようにと要請が入ります。
その結果64800円というMacにしては安いが、ゲーム機としては高すぎるマシンになってしまったのでした。
このようにバンダイの思想から大きく離れ、迷走し、Apple側も担当者の退職が相次ぎ開発は難航。納期に間に合わせるために社員は過重労働を言い渡され、ストライキが起こるなど、社内でもゴタゴタがあるマシンなので微妙なところ満載。
ゲーム機として見た場合の性能は既に発売されているプレイステーションやサターンには到底及ばないし、Macとして見ても性能が低い。しかしその割には本体価格は高い。しかも全てのMacのソフトが動くわけではない。
ピピンアットマークにはハードディスクが搭載されていないので当然だが、Macのソフトのパッケージを見てこれはピピンで動くのかを調べたり、雑誌で情報を得なければならなかったのだ。
少数ながらピピン専用ソフトなどもあったが、内容は紙芝居みたいなソフトばかりで、これならバンダイの前身機『プレイディア』で出来るんじゃないかという感じで、本当に申し訳程度な内容だった。
発売後もAppleが協力する事は全く無く、ゲーム機なのかMacなのか良く分からない中途半端で無駄に高い使用用途の良く分からないピピンは全世界で4万台程度しか売れなかった。
バンダイは260億円の赤字を出して1998年3月13日に発売停止した。
ピピンは世界一売れなかったゲーム機として名を残している。
一方、ピピンにハードディスクを付けるとPower Macとして動くらしい。オプションでハードディスクを発売すれば良かったのに。
もしピピンが3~5年遅く発売されていればもっと売れていたと思うのは私だけなのだろうか。
奇しくもピピンが発売停止した2か月後の1998年5月6日に初代iMacが発売され爆発的人気になりMacユーザーが増えました。この頃ならインターネットにしてもかなり一般的になっていたと思うのです。
ピピンは時代を先取りした為に人々からの理解を得ることがなく静かに市場から消えてしまった。
マルチメディアという夢の言葉に影響されながら本当に未来を見ていたマシンだったのかもしれない。

プレイディア

1994年9月23日にバンダイから発売された自称マルチメディア再生機。価格は24800円。
当時の次世代機の中に入るのかどうか微妙な立ち位置のマシンで、他社が32bitや64bitに移行する中、唯一8bit機であった。
一応同じバンダイから1983年に発売されたアルカディアの11年越しの後継機という位置付けで、バンダイ曰く『プレイディアはゲーム機ではなくCD-ROM再生機』なんだそうな。
本体の性能はPC-FX程ではないが、アニメーションが得意。というかそれしかできない。
コントローラーが無線であることも特徴の一つで、赤外線コントローラーを採用した。
ボタン配置は上下左右の各ボタンとAとBの2つのボタンで、見た目はゲーム機っぽいが、操作感覚としてはテレビのリモコンのような反応速度で、とてもゲーム機のそれでは無い。
ソフトの内容は小学生までの小さい子供をメインターゲットにしていたようで、激しい操作を要求しないアドベンチャーゲームが主だった。
ウルトラマンセーラームーンドラゴンボールアンパンマン等の人気キャラクターの動画が映し出され、時折選択肢を選ぶとストーリーが分岐するタイプのゲームばかりだった。
他には声優ファンをターゲットとしたソフトも発売された。
当初は一定のユーザーを獲得したが、同時期に発売されたプレイステーションでも動画再生が可能で、そのうち本体の価格もプレイステーションの方が安くなり、プレイディアの出る幕は無くなった。
新しい規格として高速CDアクセスを可能とするQIS(Quick Interactive System)というCD-ROM規格をバンダイが提唱している。
プレイディアはQISに対応しているマシンである。バンダイとしては統一規格を狙っていたようだが、他社からQIS規格対応マシンは発売されることはなく、あてが外れたようだ。
インタラクティブという言葉はこの頃本当によく耳にした。何となく未来的なイメージがあったが、結局何だったのか良く分からないまま終わってしまった。ゲーム機でインタラクティブをアピールしていたマシンは軒並み消えていった。プレイディアもその一つで販売台数は12万台程度だった。
後にバンダイプレイディアの次世代機でピピンアットマークを発売するが、そちらは更に悲惨なことに…

ゲーム機のコントローラーの進化

なんと言っても十字キーが革新的。
十字キーは同社のゲームウォッチドンキーコングで採用された物を流用しています。
押した方向の反対側は浮くので指の感覚でどちらを押しているか分かりやすい。指を動かす範囲も少ない。そして操作性もバツグンに良い。マイクロソフトビル・ゲイツ氏に「未来の機器に搭載するのは十字キーだ」と言わせる程の高い完成度を誇る。
それと1コントローラーにはセレクトボタンと、スタートボタンを搭載。これらのボタンは当時の常識では本体側にあるのが普通だった。しかし手元にこれらのボタンがあるとわざわざゲーム機本体まで手を伸ばさなくて良いので便利。一方、2コントローラーにはマイクを搭載していた。こちらは何に使うか考えはなかったらしいが、将来何か面白い遊びが出来るかもという遊び心の産物。楽しいゲームを作るには一番必要なことですね。
 
ゲーム機本体と脱着できる。
ゲームの進化に合わせてコントローラーも急速に進化していき、連射機能が付いたりボタンの数が3、6と増えていった。
 
人間工学に基づいた流線形のコントローラーが特徴。
初期は3ボタンだったが、後に小型化、6ボタンへと進化した。ボタン配置から格闘ゲームに向いており、根強いファンも多い。
 
一番の特徴は上部に付いたL・Rボタン。
人差し指をコントローラーに参加させた。他にもA・B・X・Yの4つのボタンをひし形に配置し、色分けまでしている。これもボタンを特徴付ける工夫で、増えたボタンを如何に覚えてもらうかという意図が伺える。普通にA・B・C・Dにしていないセンスも凄い。A・B側とX・Y側とはラインで分けられているのも細かい工夫だ。
 
『サターン』
好評であったメガドライブ6ボタンパッドを進化させたコントローラー。
上部にL、Rボタンを新設している。ボタン形状も押しやすいように微妙に工夫されているなど芸が細かい。軽くて使いやすいコントローラーとして未だに人気がある。
後にニンテンドー64の影響を受け、アナログ入力ができるマルコンも発売した。
 
L2、R2というスーパーファミコンよりも更に増えたボタンも特徴だが、コントローラーにグリップを着けたのが最大の特徴。
ボタン表記もアルファベットではなく記号にする等の差別化も。後にニンテンドー64の影響を受け、振動とアナログ入力を採用。アナログは一気に2つ採用する等、かなり先進的でプレイステーション3まで基本形状は引き継がれた。
 
3D(さんでぃー)スティックというアナログ入力を搭載したのが一番の特徴。
従来の十字キーも搭載しているが、十字キー3Dスティックを同時に使うという考えはない。
持ち方をライトポジション、レフトポジション、ファミコンポジションと3通りあり、それぞれのゲームで持ち方を変える。(ほとんどのゲームは3Dスティックを使うライトポジションで、レフトポジションは極僅か)
Cボタンは上下左右の4つで、ライトポジション、レフトポジションの時は背面のZボタンを使用する。
背面には拡張端子が付いており、振動パック、一部のゲームのセーブに使うメモリーパックが装着出来る。
 
サターンのマルコンを進化させたコントローラーで、特徴はビジュアルメモリーという液晶付きのメモリーモジュールを刺せるようにしたこと。手元の液晶画面を見ながらゲームをするという今まで無かったプレイスタイルを提唱した。しかし残念がらこのプレイスタイルは定着することは無かった。
 
見た目はプレイステーションデュアルショックとあまり変化がないが、ボタン入力に256段階の圧力測定機能がある。
 
XBOX
いかにもアメリカンな大柄なコントローラー。これでも北米版より小型化している。
モリーを刺せるポートがあるのはニンテンドー64の影響を受けたのかもしれない。
アナログ入力は左右非対称でデジタル方向キーよりアナログ主体な配置で、これは現在もほぼ同じである。
 
独特なボタン配置が特徴的なコントローラー。
Aボタンを中心にB、X、Yボタンが周りを囲むように配置してある。他にもCボタンは完全アナログスティックに進化。
L・Rもアナログトリガーとなっており、振動も内蔵した。
特殊なボタン配置の為ゲーマーからは敬遠されたが、使ってみると案外使いやすい。
Switch世代になっても再版されるなどファンも多い。
 
XBOX360
無線でバッテリーは電池を採用。大きさは前身機よりも小さく、手に馴染む人気のコントローラ。有線のコントローラーはUSB接続である為、パソコンでそのまま利用できる。
中央に本体機能をいつでも呼び出せるホームボタンを採用。
 
見た目はあまり変化がないが、無線になり、モーションセンサーと6軸検出システムが内蔵されている。L2、R2はトリガー形状となり、中央には本体機能を呼び出せるホームボタンを追加した。
 
Wii
リモコン型でそれまでのゲーム機のイメージを覆した画期的なコントローラー。
ゲーム人口拡大のために普段ゲームをしない人にも入りやすく、直感的に操作出来るようにモーション(動作)をゲームに取り入れた。
テニスでラケットを振るときは実際に振る動作、車のハンドルは実際にコントローラーを傾けて操作を行う。
他にもスピーカーを内蔵しており音が鳴る。
拡張端子にアナログスティックコントローラーを取り付ける事も出来る。従来型のクラシックコントローラを接続することも可能。
 
WiiU
コントローラーに大きな画面が付いているのが特徴。
ゲームをするために家庭テレビを占有するのが難しい。気軽に寝そべりながら遊べたら良いのに。そんな据え置き型ゲーム機のあるあるを解消した。
本体から8m以内の範囲であれば自由に持ち運びながらプレイできる。
対応ゲームであればテレビを必要とせず、完全にゲームパッドだけで遊ぶことが出来る。
しかしサイズが大きくて重い。バッテリーの駆動時間が3時間程度と使いにくい点も多い。
 
コントローラーにタッチパッド機能を搭載した。他にもモーションセンサー、マイク、スピーカーも内蔵している。Shareボタンでプレイ中のゲームをシェアする機能が呼び出せる。
 
『Switch』
WiiUから更に進化し、テレビに繋げて遊ぶことも出来るが、携帯ゲーム機さながら持ち運んで遊ぶことも可能となった。
更に画面とコントローラは分離可能で、画面をテーブルに置いて遊んだり、コントローラの右と左をお裾分けして2人で遊ぶ事も可能。
据え置きゲーム機と携帯ゲーム機とのハイブリッドを実現した。
小さなコントローラーには従来より進化したHD振動、モーションセンサーも内蔵されている。
他には廉価版として携帯モード専用のSwitchLiteがある。
 
前身機よりも更に中身の性能がパワーアップしている。L2、R2には押したときに反応する抵抗力が働き、より微細な操作を可能とする。振動も様々な感触を実現できる表現力を得ているのだ。
 
まとめ
コントローラーの進化をまとめてみると、任天堂の功績が非常に大きいことが分かります。
十字キー、マイク、LRボタン、アナログ入力、振動、モーションセンサー、スピーカー等は任天堂のゲーム機が初搭載でした。より高品質なゲーム体験を提供する為の進化ですが、近年は価格も上昇しており、かつての横井軍平氏のように『枯れた技術の水平飛行』の信念の元、アイデア重視で進化していって欲しい気もします。

【チラシ】Mr.HERIの大冒険

レトロゲームの広告も今改めて見てみると面白い。
今では有名タイトル以外の広告は中々お目にかかれないが、以前は無名タイトルでも広告が出されることが多かった。
今回のアイレムからリリースされた『Mr.HERIの大冒険』はそこまで無名ではないが、それでもレトロゲームの広告はノスタルジックな気分にさせてくれます。
 
広告を見て、まずMr.HERIのデザインが面白いと感じました。
無機質なメカなのに足が生えている。
ファンタジーゾーンのオパオパに似ているんだけど、こっちはよりリアルな感じ。
ゲームの方もファンタジーゾーンに少し似ていて、お買い物システムがあるシューティングゲームです。
そしてストーリーは星を救うための大冒険だと初めて知りました。
この辺はレトロゲームのあるあるで、広告でストーリーを説明しています。
家庭用ゲーム機ではPCエンジンでリリースされておりwiiwiiUでも遊べますが、アーケード版を今遊ぼうとするとかなり厳しいゲームだと思います。SwitchやSteamで販売されると有難いのですが。