【FC】水晶の龍
『水晶の龍』
1986年にDOGグループがディスクシステムで発売したアドベンチャーゲーム。
DOGグループとはディスク・オリジナル・ゲームの略で、7つのパソコンソフト会社の連合体。
水晶の龍はごく普通にアイコンを選んで話を進めていくSFを舞台としたアドベンチャーゲームである。
水晶の龍はこの当時としてはグラフィックが凝っていることで話題になった。
特にヒロインのシンシアなど可愛く描かれており、まばたきや、口パクなどファミコンとしては初の試みであったらしい。
しかし、ゲームの方はグラフィックに懲りすぎてしまったからなのか非常に短く、音楽も普段は無い。
普通にプレイして1日でクリアできてしまうだろう。
ただこの『水晶の龍』はある意味伝説的に有名なソフトである。
それはファミリーコンピュータマガジンに乗った裏技である。
ヒロインのシンシアと野球拳ができ、勝っていくと服を脱ぐというもの。
この裏技が乗ったことにより、水晶の龍は売り切れとなり、書き換えも殺到したらしい。
実際はウソテクだったのだが、雑誌に載っていた写真がいかにも本物っぽく、騙された人が続出したのだ。
このときのトラウマからなのか、FLASHでシンシアの野球拳を作ってしまった人まで現れ、ゲーム本編よりも野球拳で有名になってしまった水晶の龍なのであった。
