GAME de B-DASH

ゲームが特別うまい訳でもないけれど、ちょっぴり古いゲームから最新のゲームまでゲームと名がつく物が好きな人のブログ。

【FDS】ファミコンディスクシステム

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当時の高騰するロムの価格に対する任天堂の1つの解答だった。
ディスクには当時のロムカセットの3倍の容量があり、データを保存できるのでパスワードなどの必要がない。
さらに書き換えが可能であり、任天堂は500円で書き換えを開始すると発表。新作ゲームがワンコイン価格で楽しめるのである。これはユーザーにも充分魅力的だったのである。
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しかも、ディスクシステムには拡張音源が搭載されており、これが中々良い音を奏でていた。
任天堂は今後はディスクシステムでしかソフトを供給しないと発表した程だった。
当時は小学生なので大金は当然持っていない。貯金から兄と私、そして妹から500円を徴収し、15000円貯めてディスクシステムを買ったのである。
しかしロムの大容量化や、低価格化が思ったより早く進み、カートリッジでもバッテリーバックアップが出来るようになるとディスクの強みが無くなり、ディスクシステムは新作が出なくなってしまった。しかし、任天堂は2007年まで書き換え対応するなど、ファンを見捨てなかったのは素晴らしい。
ディスクシステムは結果的には失敗だったかもしれない。しかし、ディスクシステムゼルダの伝説や、悪魔城ドラキュラ、探偵神宮寺三郎など、現在にも続く名作ソフトを産み出した。