【FC】銀河の三人

『銀河の三人』

任天堂が発売した数少ないRPGである。といっても開発はエニックスで、パソコンからの移植なのだが。

パソコンの方はプレイしたことはないが、『宇宙戦士ライーザ』という宇宙を舞台としたゲームである。

この銀河の三人は秋葉原で、がんばれゴエモン外伝と2本セットの抱き合わせ販売で買ったものだ。

まぁ、抱き合わせのオマケの方だし、あまり期待はしていなかった。

しかし、このゲーム中々面白い。いや、良くできている。

当時はドラクエ人気に押され、売れなかったがその割には出荷数が多かったようでワゴンの常連ソフトであった。

主な登場人物は主人公と、陽気な相方ブルー、謎の美少女リミ、アンドロイドのミオである。他には宇宙ステーションにオッサン連中がいる。

移動は惑星間を『跳躍』によって行い、距離を進めていく。

ミオ「冥王星まで後50、45、40…」と距離を進んで行き、0になると到着である。

惑星に到着すると探索画面に切り替わる。まぁドラクエの洞窟みたいな感じである。ここでアイテムを見つけたりボスを倒したりしてストーリーは進行していく。中には主人公達のある力によって自爆するボスもいる。

このゲームは登場人物が少ないので会話が少ないのかと思いきや、レベルが上がると地球から通信が入ってきたりする工夫もあるし、相方のブルーがひょうきんな奴なのでとても会話が面白い。

なんというか、いちいち台詞に愛がある。

ストーリーを進めていくと、太陽系を越えて敵の本拠地。ガルム空間に行くことになる。最後のガルム要塞の敵が強すぎて結局当時はクリアできなかった。その後、当時のパスワードを使用し、エミュレータでプレイし、エンディングを見ました。

そして衝撃のエンディング。

こんな展開ありかよぉぉぉ！