GAME de B-DASH

ゲームが特別うまい訳でもないけれど、ちょっぴり古いゲームから最新のゲームまでゲームと名がつく物が好きな人のブログ。

【FC】スーパーマリオブラザーズ

私とマリオとの出会いは突然だった。
小学2年生の頃法事か何かで親戚が集まった。その時従兄弟がファミコンスーパーマリオブラザーズを持って来たのだ。
初めは持って来た従兄弟が遊んでいたのだが、その画面を見た私は衝撃を覚えた。その鮮やかな綺麗な画面に!そして聞こえてくるテンポの良いBGMに!

その頃は既にパックマンドンキーコングも出ていたがそれらを知らずに過ごして、白黒のテレビテニスがテレビゲームの全てだった私にとってはファミコンという機械、それとスーパーマリオブラザーズの全てが新鮮だった。

『え!?何なんだコレは!赤い服を着た人が走ってる!画面が動いてる!何かよく分からないけど凄く面白そう!』
しばらくその従兄弟が遊んでいるのを真剣に眺めていたら、遊ばせてくれると言ってくれた。
おそらく私の熱い眼差しが『遊んでみたい!』と物語っていたのだろう。
そして少し緊張しながらファミコンのコントローラを受け取った。
まずファミコンのコントローラを受け取って最初に思ったことは『ボタンが多い!』ということだ。
 それまでボリュームつまみ1つしかないゲーム機で遊んでいたのだから当然であろう。従兄弟は親切にマリオの動かしかたを教えてくれた。こんなに沢山のボタンを操作してゲームが出来るものなのか少し不安もあったが、いざゲームスタートするとそんなことも言ってられない。
十字キーを慣れない手さばきで右に押すとマリオも右に歩き出した!
すると敵(クリボー)が出てきた!ジャンプして交わさなければいけない。しかし、最初のクリボーにやられてしまった。このタイミング良くジャンプするという操作に慣れていなかったからだ。
このジャンプ1つとってもタイミングが非常に大事だし、キノコを取って大きくなるとブロックを壊せる!しかも1度敵に当たっても小さくなるだけなどユニークな仕掛けのオンパレード。しかもマリオは土管の中に入って地下の画面があったり、とにかくスケールが違いすぎる楽しいゲームだった。
その後交代しながら夢中になって遊び続け、途中穴に落ちたりクリボーやノコノコに噛まれたり色々ありつつも1-3位までは行けたと思う。
その後、時間が来てファミコンをやめたのだが、この先の面はどうなっているのかとても気になった。
スーパーマリオブラザーズには『テレビの画面の中にとてつもない世界が広がっている』という感じがした。
右に向かって颯爽と進み続けるマリオ。この先には想像もつかないほどの大冒険が待ち構えているのだろう。
そのゲーム性と世界観に魅了されたのだった。