【FC】MOTHER
『MOTHER』
それまでRPGと言えば大抵中世の剣と魔法の世界だったが、このゲームは1970～80年位の少し前のアメリカが舞台になっている。優しい家族に見守られながら成長した少年が、街の難事件を解決しているうちに友達に廻り合いながら冒険していく。
映画スタンド・バイ・ミーのようなノリがこのゲーム最大の特徴である。
街とフィードもドラクエと違い、切り替えを行わずにそのまま繋がっている。
これにより世界の大きさを再現することに成功している。
子供の頃は隣街が凄く遠く感じたものだ。
途中、鉄道にのって遠くの街に向かうシーンもある。(遠いけど徒歩でも行けます！)
糸井重里が監修しているだけあり、人々の台詞など味がある。
CMで『名作保証』、『エンディングまで泣くんじゃない』などと言っていたが、最後までクリアしても泣く程では無かった。ただ、大人になるほど少年だった昔を思い出し、ノスタルジックに浸るような雰囲気があるし、間違いなく名作と言えるのではないだろうか。
