【FC】ファミリーベーシック
ゲームを遊ぶだけではなくて作ってみたいという夢を実現できると言うことで購入したユーザーも多くいたのでは無いだろうか。
パソコンは高くて買えない。ならファミコンでゲームを作ろうぜ!という感じである。
ファミリーベーシックはハドソンが作り上げたHu-BASICを元にファミコン用にカスタマイズされている。
特徴としてはスプライトというキャラクター表示を比較的簡単に導入出来るので、ゲームが作りやすくなっている。
しかし、キャラクターは予め用意されている物を使うしかなく、自作はできない他、記憶領域が少なく本格的なゲームを作ることは出来ない。
後に占いなどの機能をカットし、容量を増やした『ファミリーベーシックV3』を発売し、記憶領域は2倍になるが、それでも4000バイトと少なかった。
ファミリーベーシックはその後『マイコンBASICマガジン』等のプログラム投稿雑誌に長年掲載され、ユーザーに愛された。